算委の一覧表流出問題
“事実調査し情報管理徹底”

国民民主党などが参議院予算委員会の質問者などを記した一覧表が事前に外部に漏れていたと指摘していることについて、菅官房長官は、「外部に流出したのであればあってはならないことだ」と述べ、事実関係を調査し、情報管理を徹底する考えを示しました。

野党議員が政府側に通告した質問内容が事前に外部に漏れていた問題に関連して、国民民主党などは、今月15日の参議院予算委員会の質問者や質問時間などを記した一覧表が、事前に外部に漏れていたと指摘しています。

これについて、菅官房長官は衆議院内閣委員会で、「10月15日の参議院予算委員会の質問通告状況を整理した政府部内の一覧表と思われるものが、ツイッターで画像として掲載されていると承知している。まずは経緯を確認することが必要だ」と述べました。

そのうえで、「政府部内かぎりの情報が外部に流出したのであればあってはならないことであり、今後、情報管理の徹底を図っていかなければならない」と述べ、事実関係を調査し、改めて情報管理を徹底する考えを示しました。