崎市の日韓中学生交流
韓国側からの申し出で延期に

日韓関係が悪化する中、川崎市の中学生が来月韓国のプチョン(富川)市を訪れる交流事業について、韓国側から「日韓関係を考えると円滑な行事進行が難しい」などといった申し出があり、延期されることになりました。

川崎市は、平成8年に韓国のプチョン市と友好都市の提携を結んでいて、3年前から中学生たちが交互に訪問しあう交流事業を行っています。

ことしは来月21日から川崎市で選抜された中学生の選手17人がプチョン市を訪れて、サッカーの親善試合や競技場の視察などの交流事業に参加する予定でした。

しかし、日韓関係が悪化する中、川崎市によりますと、今月26日にプチョン市側から「日韓関係を考えると円滑な行事進行が難しい」などとして、今回の交流事業を延期する申し出があったということです。

川崎市の市民スポーツ室は「これまで友好都市として交流を続けてきたので残念です。今後も友好関係を維持し、交流事業を再開したい」と話しています。