木宗男氏 維新に入党へ
参院選候補者で調整

日本維新の会の松井代表は、大阪市役所で記者団に対し、新党大地の鈴木宗男代表から維新の会に入党する意向を伝えられたことを明らかにしたうえで、夏の参議院選挙に、党の候補者として擁立する方向で今後、調整を進める考えを示しました。

日本維新の会の松井代表は17日に新党大地の鈴木宗男代表と、大阪市内のホテルで、およそ40分会談したことを明らかにしました。

そして「鈴木代表と、政治信条や理念、政策が一致することが確認できた。鈴木氏からは、維新に入党したいという申し出があったので、その手続きを進めたい。自身の人生をかけて国会議員として、維新の会で北方領土の返還に、全力を尽くしたいという申し出だった」と述べました。

そのうえで、松井代表は「参議院選挙の北海道選挙区になるのか比例代表になるかは決まっていないが、本人の要望も聞きながら、組織としてこれから決めていく」と述べ、夏の参議院選挙に党の候補者として擁立する方向で、今後調整を進める考えを示しました。

また松井代表は、新党大地との関係について「地域政党として連携する。大地は大地として、北海道に根ざした地域政党として頑張ってもらいたい」と述べました。