線事故の横浜市営地下鉄
に厳重注意の警告書 国交相

6日、横浜市で市営地下鉄ブルーラインの始発電車がレールに置かれたままになっていた装置に乗り上げ脱線した事故について、石井国土交通大臣は、市の交通局に厳重注意する警告書を出したことを明らかにしました。

石井国土交通大臣は7日の閣議のあとの記者会見で、横浜市の市営地下鉄ブルーラインの事故について「事故は作業ミスによるものと報告を受けているが、一歩間違えれば重大な事故になった可能性がある」と述べたうえで、6日、横浜市交通局に対して厳重に注意する警告書を出したことを明らかにしました。

警告書では、市の交通局に対して事故の原因を徹底的に究明し文書で報告するよう指示したということです。

さらに、石井大臣は今月1日にも横浜市を走る新交通システム「シーサイドライン」で逆走事故があったことを指摘し「鉄道事故が続いていることは誠に遺憾だ。公共交通機関である鉄道の安全輸送は最大の使命で事故原因の究明などをふまえて同様の事故の再発防止に取り組む」と述べました。