重な基地負担解決を」
本土復帰47年で平和行進

沖縄県石垣市では本土復帰から47年となった15日、市民団体や労働組合による平和行進が行われ、アメリカ軍基地の撤去や石垣島への自衛隊の配備反対などを訴えました。

石垣市での平和行進は、毎年、復帰の日の5月15日に行われていて、ことしは、およそ100人の参加者が、陸上自衛隊の駐屯地の開設予定地に近い於茂登地区から市の中心部までのおよそ11キロを歩きました。

「基地のない沖縄を」と書かれた赤いはちまきを巻いた参加者は、プラカードやのぼりを掲げて、アメリカ軍基地の撤去や、国が進める石垣島への陸上自衛隊の配備反対を訴えていました。

参加した60代の男性は、「復帰から47年たった今も沖縄には、過重なアメリカ軍の基地負担があり、こうした問題を解決してほしいと思い参加した」と話していました。

また、20代の女性は、「初めて参加したが、皆さんの強い平和への思いを感じた。これからもずっと平和な世の中であってほしい」と話していました。