計の日」SNSに
皮肉る標語も募集継続へ

統計不正問題の議論が国会で続く中、総務省が統計に関する標語を募集していることについて、石田総務大臣は、「不祥事は起きたが、統計の重要性を理解してもらいたい」として、募集を続ける考えを示しました。

統計を所管する総務省は、昭和48年から10月18日を「統計の日」と定めていて、毎年、この時期に、統計に関する標語の募集を行っていて、ことしも来月末まで募集しています。

しかし、厚生労働省の統計不正問題の議論が国会で続いていることもあって、SNS上には、不正問題を皮肉った標語などが投稿されています。

これに関連して、石田総務大臣は記者会見で「公的統計の信頼を揺るがすことになり遺憾で申し訳ない」と述べたうえで、「不祥事は起きたが、この機会に、改めて統計の重要性を理解してもらいたい」と述べ、募集を続ける考えを示しました。