衛隊車両が住宅突入事故
「大変申し訳なく」防衛相

自衛隊のトラックが7日、青森県おいらせ町で住宅に突っ込んだ事故について、岩屋防衛大臣は「大変申し訳なく思っている」と謝罪したうえで、再発防止に万全を期す考えを示しました。

7日、青森県おいらせ町で、航空自衛隊三沢基地のトラックが道路脇の住宅に突っ込んで、住宅が大きく壊れる事故が起き、当時、家には誰もおらず、住人にけがはありませんでしたが、トラックに乗っていた隊員2人が頭などにけがをしました。

これについて、岩屋防衛大臣は閣議のあとの記者会見で、「このような事案が発生したことは、大変申し訳なく思っている。被害に遭われた住民の方々をはじめ、地元関係者の皆様へおわび申し上げる」と謝罪したうえで、事故の原因を分析し、再発防止に万全を期す考えを示しました。

航空自衛隊をめぐっては、今月2日に福岡県の築城基地のF2戦闘機2機が接触する事故も起きていて、岩屋大臣は「事故の性質は違うが、深く反省しなければならない」と述べました。