「小沢一郎政治塾」当面 活動休止に 応募者減少で

立憲民主党の小沢一郎・衆議院議員が、20年以上にわたって主宰してきた政治塾が当面、活動を休止することになりました。

「小沢一郎政治塾」は、小沢氏が党首を務めていた当時の自由党の政治塾として2001年にスタートし、現在は個人的に主宰して活動を続けていて、これまでに500人以上の卒業生を送り出しています。

しかし、関係者によりますと、新型コロナの影響などもあって応募する人が減少し、運営の継続が難しくなったということで、当面、活動を休止することになりました。

19日は卒業生なども含め、およそ100人が参加し、小沢氏は「きょうは政治塾の中締めだ。できるだけ早く再開したいと思っているので、一時お休みということでご理解いただきたい」と述べました。

そして、「野党の中でも立憲民主党は結論を出すのが最後なので、ほかの野党からもばかにされるという話になる。会社に勤める人も政治家も自己主張をする習慣を身につけたほうがいい」と呼びかけていました。