れいわ新選組 初の代表選 山本太郎代表 選出

任期満了に伴うれいわ新選組の初めての代表選挙は12月18日、投開票が行われ、山本太郎代表が選出されました。

れいわ新選組の初めての代表選挙は今月8日に告示され、山本太郎代表、大石晃子政策審議会長と櫛渕万里副幹事長の共同候補、作家の古谷経衡氏が立候補し、選挙戦を展開してきました。

そして、18日、東京都内で国会議員と党役員による投票が行われ、地方議員や党員らが事前に郵送やインターネットで投票した分とあわせて開票が行われました。

その結果、1人1票を持つ国会議員と党役員の9票に、ほかの投票分を加えたあわせて18票のうち、山本氏が8.83票、大石氏と櫛渕氏が4.36票、古谷氏が3.81票、白票が1票となり、山本氏が代表に選出されました。

山本氏は48歳。9年前の参議院選挙で初当選し、衆議院議員を経て、ことし7月の参議院選挙で2回目の当選を果たしました。3年前のれいわ新選組の設立時から代表を務めています。

山本氏「これまで以上に全力尽くす」

山本氏は記者会見で「代表2期目ではこれまで以上に全力を尽くす。この30年の不況にコロナや物価高騰などが加わっているのに、何一つ国民生活の底上げにつながることが行われていない一方で、増税は即決というゆがんだ政治に対して、必要なことは、徹底した積極財政で失われた30年を取り戻すことだ」と述べました。