臨時国会が3日に召集 新しい参院議長など選出へ

先月の参議院選挙を受けて、臨時国会が3日召集され、新しい参議院議長などが選出される見通しです。

先月の参議院選挙のあと初めての国会となる第209臨時国会は、3日召集されます。

午前の参議院本会議では、新しい議長に自民党の尾辻秀久・元参議院副議長が、副議長に立憲民主党の長浜博行・元環境大臣がそれぞれ選出される見通しです。

また、参議院に27ある常任委員会と特別委員会の委員長、それに審査会の会長のポストは、与野党の協議の結果、自民党に17、立憲民主党に4、公明党と日本維新の会にそれぞれ3、割り当てることで合意していて、この人事も3日、正式に決まる運びです。

午後には天皇陛下をお迎えして開会式が行われます。

臨時国会の会期は、5日までの3日間となる見通しです。

与野党は、臨時国会のあと、安倍元総理大臣の「国葬」などの議論を閉会中審査で行うことで合意しており、今後、日程の調整を進めることにしています。