公明党 “党の名誉を傷つけた”
在宅起訴の遠山元副大臣除名

公明党の元衆議院議員で、去年12月、貸金業法違反の罪で在宅起訴された遠山元財務副大臣について、公明党は、党の名誉を傷つけたとして除名処分にしました。

公明党の衆議院議員だった遠山清彦元財務副大臣は、日本政策金融公庫の新型コロナ対策の特別融資を貸金業の登録を受けずに、複数の企業に違法に仲介したなどとして、先月、貸金業法違反の罪で東京地検特捜部に在宅起訴されました。

遠山元副大臣が所属していた公明党の神奈川県本部は「党の名誉を傷つける行為をした」として、12日付けで除名処分にし、13日に開かれた党の中央幹事会で報告されました。

北側副代表は記者会見で「公明党の議員として、あるまじき行為と言わざるをえない。近く再発防止策を出したい」と述べました。