“臨時国会 10月4日召集”
衆参議運の理事会で伝える

新しい総理大臣の指名選挙を行う臨時国会について、政府は、衆参両院の議院運営委員会の理事会で、自民党総裁選挙が終わったあとの10月4日に召集する方針を伝えました。

衆参両院の議院運営委員会の理事会には、加藤官房長官が出席しました。

この中で、加藤官房長官は、菅総理大臣に代わる新しい総理大臣の指名選挙を行う臨時国会について、自民党総裁選挙が終わったあとの10月4日に召集する方針を伝えました。

これに先だって自民党の森山国会対策委員長と、立憲民主党の安住国会対策委員長が会談し、臨時国会の会期や審議日程について協議しました。

この中で、安住氏は、臨時国会では、新内閣の政治姿勢をただすとともに、新型コロナウイルス対策などの議論を行う必要があるとして、新しい総理大臣の所信表明演説や代表質問に加え、予算委員会の開催も含め可能なかぎり審議時間を確保するよう求めました。

これに対し、森山氏は、会期や審議日程は、新内閣のもとで判断するとした政府・与党側の考えを重ねて伝えた上で「野党側の意向は自民党として重く受け止め、新体制にしっかり引き継いでいきたい」と述べました。