立憲民主党 結党1年
存在感高められるか

立憲民主党は15日で結党から1年になりました。全国で地方組織ができるなど体制は整いつつある一方、支持率は伸び悩んでいることから、衆議院選挙に向けて政策提言を行うなど党の存在感を高めていきたい考えです。

去年9月に旧民主党勢力の合流によって衆参両院で150人規模の野党第1党となった立憲民主党は15日で結党から1年になりました。

この間、全国各地で地方組織づくりを進め、先月、鹿児島県連が設立されたことですべての都道府県で組織ができるなど党としての体制は整いつつあります。

衆議院選挙に向けてはこれまでに党単独で289ある小選挙区のうち210余りの選挙区で候補者の擁立を決め、ほかの野党との連携も進めています。

福山幹事長は14日「多くの選挙区で与野党が1対1で戦う構図に持ち込むことができており党の政策を国民に訴え新しい政治をつくりたい」と述べました。

ただ各種の世論調査で党の支持率は依然伸び悩んでいるのが実情で、衆議院選挙に向けて新型コロナウイルス対策で政策提言を行うなど党の存在感を高めていきたい考えです。