三重 鈴木知事が辞職願提出
衆院三重4区立候補表明

三重県の鈴木英敬知事は、5日、来月12日で知事を辞職したいとして、県議会議長に辞職願を提出しました。
このあとの記者会見で、鈴木知事は、次の衆議院選挙に三重4区から立候補する意向を表明しました。

三重県の鈴木英敬知事は、5日午前、県議会の青木謙順議長と面会し、来月12日で知事を辞職したいとして、辞職願を提出しました。
このあと、鈴木知事は、定例記者会見を行い「三重県の実情を十二分にわかっている人間として、地方の経験、現場の経験に基づいて、今まで以上に大好きな三重県のさらなる発展のために貢献したい。そのために挑戦したい」と述べ次の衆議院選挙に三重4区から立候補する意向を表明しました。
鈴木氏は、兵庫県出身の46歳。
経済産業省の課長補佐などを経て、平成23年の知事選挙で初当選し、現在3期目です。

衆議院三重4区をめぐっては、自民党の現職の三ッ矢憲生衆議院議員が、次の衆議院選挙に立候補せず政界を引退する意向で、鈴木氏は、自民党公認で立候補したいとしています。

このほか、立憲民主党の新人で元民放アナウンサーの坊農秀治氏と、共産党の新人で元津市議会議員の中川民英氏が立候補を予定しています。

鈴木知事の辞職に伴う三重県知事選挙は、公職選挙法の規定により青木議長が県の選挙管理委員会に通知した日の翌日から50日以内に行われることになります。