防衛省 再生可能エネルギー
導入 年間使用電力量半分に

防衛省は、温暖化対策の一環として、全国の関連施設で再生可能エネルギーの比率を高める取り組みを進めていて、今年度は半数の施設で導入が進み、1年間に使用する電力量のおよそ50%をまかなえる見通しです。

防衛省・自衛隊が年間に使用する電力量は、政府全体のおよそ40%を占めていて、防衛省は、温暖化対策の一環として、昨年度から全国の関連施設で電力を調達する際に、再生可能エネルギーの比率を高める取り組みを進めています。

その結果、今年度は半数にあたる、およそ530の施設で再生可能エネルギーを導入することになりました。

これによっておよそ6.2億キロワットアワーが再生可能エネルギーで調達できる見通しで、防衛省・自衛隊が1年間に使用する電力量のおよそ50%をまかなえる計算になります。

6.2億キロワットアワーは、一般家庭に換算すると、およそ15万4300世帯の1年間の電力使用量に相当し、防衛省は引き続き、再生可能エネルギーの導入を進めていく方針です。