感染急拡大のインドを支援
医療機器を緊急供与へ

インドで新型コロナウイルスの急激な感染拡大が続く中、深刻な状況となっている医療体制を支援するため、政府は、緊急の措置として人工呼吸器や医療用酸素の関連機器などを供与する方針を固めました。

インドでは、新型コロナウイルスの1日の新規感染者数が連日30万人を超えるなど感染が急激に拡大していて、病床や医療用酸素が不足するなど医療体制がひっ迫し、死者が増え続ける深刻な事態となっています。

これを受けて、日本政府は、インドの医療体制を支援するため、緊急無償資金協力を行う方針を固め、人工呼吸器や医療用酸素の関連機器などを供与することになりました。

インドの危機的な状況に対し、アメリカやイギリスなど各国政府、企業が相次いで支援に乗り出していて、日本政府としても、各国とも緊密に連携しながら、インドへの支援を強化していく方針です。