「総理のインド フィリピン
訪問は取りやめ」官房長官

4月末からの大型連休に合わせて調整されていた、菅総理大臣のインドとフィリピンへの訪問について、加藤官房長官は新型コロナウイルスの感染拡大を踏まえ、対応に万全を期す観点から取りやめることを明らかにしました。

菅総理大臣は先週、アメリカを訪問し、バイデン大統領と日米首脳会談を行ったのに続き、4月末から5月にかけての大型連休に合わせて、インドとフィリピンを訪問する方向で調整を進めていました。

加藤官房長官は午後の記者会見で「国内で新型コロナウイルスの感染が拡大する中、すでに一部の自治体から緊急事態宣言発令の要請も寄せられている。こういった状況を踏まえ、対応に万全を期す観点から、ゴールデンウイーク中の菅総理大臣の外遊は見合わせることとしている」と述べ、大型連休に合わせて調整されていた菅総理大臣のインド、フィリピン訪問は取りやめることを明らかにしました。