超党派議連 靖国一斉参拝
新型コロナで見送り

超党派の議員連盟「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」は、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、去年に続いて、春の例大祭にあわせた一斉参拝を見送り、会長を務める自民党の尾辻元参議院副議長らが代表して参拝しました。

東京 九段の靖国神社では、22日まで春の例大祭が行われており、22日朝8時前に、超党派の議員連盟「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」の会長を務める自民党の尾辻元参議院副議長と、事務局長を務める水落参議院議院運営委員長が参拝しました。

議員連盟は、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、去年春と秋の例大祭と「終戦の日」の一斉参拝を見送っていて、今回から再開する予定でしたが、政府が近く緊急事態宣言を出す方向で調整を進めていることから、急きょ一斉参拝を見送りました。

また、神社関係者に感染が確認されたことから、本殿には昇殿せず、拝殿の前で参拝しました。

参拝を終えた尾辻氏は、記者団に対し「いつもどおり一斉参拝しようと思ったが、こういう事態となり、神職の方が感染されたこともあって、社頭からお参りした。一刻も早くコロナが収まるよう、お願いした」と述べました。