東京 7か月連続
「転出超過」

東京都の先月の人口の動きは、7か月連続で転出が転入を上回る「転出超過」となり、総務省は、依然として新型コロナウイルスの感染拡大の影響が続いているとしています。

総務省によりますと先月の東京都の人口の動きは、転入が2万3993人だったのに対し、転出が2万5483人で、転出が転入を1490人上回る「転出超過」となりました。

新型コロナウイルスの影響で東京都では去年7月から「転出超過」が続いていて、これで7か月連続となりました。

転出先で最も多かったのは神奈川県の6195人で、次いで埼玉県の5164人、千葉県の3873人などとなっています。

総務省は「新型コロナウイルスの影響で、東京から近隣の県に移動する傾向は変わっていない。これから就職や進学で人の動きが大きくなる時期を迎えるので、引き続き注視したい」と話しています。