大野市 副市長が飲酒運転
物損事故で辞表提出

福井県大野市の副市長が23日、市内で酒を飲んで車を運転し物損事故を起こしていたことがわかりました。副市長は、24日、辞表を提出し、市は事実関係を確認したうえで対応を決めるとしています。

大野市によりますと、田中雄一郎 副市長は、23日夜、酒を飲んで自家用車を運転し市内の自宅近くでカーブミラーに衝突する事故を起こしたということです。

田中副市長は、24日、市に報告したうえで辞表を提出しました。

市に対する説明によりますと田中副市長は、市の職員と3人で飲酒を伴う食事をしたあと帰宅する途中で「運転代行を利用したが運転手が途中で道がわからなくなり自宅にたどりつけなかったため途中から自分で運転した」と話しているということです。

市は事実関係を確認したうえで対応を決めるとしています。

大野市の石山志保 市長は、記者会見で「市民に大変申し訳なく思います。事実関係を確認中ですが、残念な気持ちです」と話しています。

警察は、副市長から話を聞くなどして詳しい状況を調べています。