1票の格差」1年前より
拡大 衆議院で2倍超える

いわゆる「1票の格差」を、ことし1月1日現在の住民基本台帳をもとにNHKが試算したところ最大で衆議院は2.016倍で、1年前に比べ0.026ポイント拡大しました。

NHKは、総務省が発表したことし1月1日現在の住民基本台帳をもとに衆議院の選挙区ごとの人口を試算しました。

それによりますと、衆議院の289の小選挙区で人口が
▽最も多いのは「東京9区」の55万7071人で
▽最も少ないのは「鳥取1区」の27万6281人でした。

いわゆる「1票の格差」は最大で2.016倍となり、去年の同じ時期と比べて0.026ポイント拡大しました。

また「鳥取1区」との格差が2倍以上の選挙区は「東京9区」も含めて6つありました。

一方、参議院の45の選挙区では、議員1人当たりの人口が
▽最も多いのは「宮城選挙区」の113万4388人
▽最も少ないのは「福井選挙区」の38万2398人で
1票の格差は最大で2.967倍となりました。