10万円給付 ドライブ
スルー方式で申請 秋田

新型コロナウイルス対策として、国が現金10万円を一律支給する「特別定額給付金」について、秋田県鹿角市は感染の拡大を防ぐため、ドライブスルー方式による申請の受け付けを17日から始めました。

特別定額給付金は郵送やオンライン方式で申請を受け付けていますが、鹿角市では新型コロナウイルスの感染を防ぎながら手続きに不安がある人に対応するため、ドライブスルー方式を取り入れました。

申請は市役所の駐車場で行われ、まず市の担当者が窓ガラス越しに必要な書類があるかを確認します。

そして、書類がそろっている人は受け付け場所に車を移動させ、手と指を消毒したうえで書類を担当者に手渡し、不備がなければ1分ほどで手続きが終わります。

鹿角市ではドライブスルー方式での申請を、18日と19日の午前9時から午後4時まで受け付けています。

鹿角市の32歳の男性は「書類を直接確認してもらいスムーズに提出できたほか、給付金が入金される、おおよその時期も教えてもらえたのでよかったです」と話していました。

鹿角市特別定額給付金交付室の守田敏子室長は「ほかの申請者と接触しないで提出できるので、書類を直接確認しながら提出したい人にはぜひ活用してほしい」と話していました。