取県 県立学校は7日に
再開へ

鳥取県は、新型コロナウイルスの感染の広がりが、県内では見られないとして、国の緊急事態宣言が延長されても、臨時休校としている県立学校を5月7日に再開することを決めました。
すべての小中学校なども、これに準じて再開される見通しです。

鳥取県内では、国の緊急事態宣言が全国に拡大されたあと、4月27日から5月6日までの間、すべての公立の学校が休校となっています。

鳥取県は、1日対策会議を開いて今後の対応を協議しました。

その結果、県内では新型コロナウイルスの感染が確認された人は、3人で感染がまん延するような状況にはないなどとして、国の緊急事態宣言が延長されても、5月7日に県立学校を再開することを決めました。

再開にあたっては入念な感染防止対策を講じ、今後、感染者が増えるなどすれば、再び休校するかどうか検討するとしています。

県教育委員会は、各市町村の教育委員会にも同様の措置をとるよう要請したことから、県内すべての小中学校なども5月7日に再開する見通しです。

鳥取県教育委員会の山本仁志教育長は、学校再開の対応について「できるかぎり環境を整備し、学校で学ばせたいという各市町村の判断が一致した」と述べました。