院 バリアフリー改修
9億円余を予算要求へ

バリアフリー化を推進するため参議院は本会議場に車いすの議員が登壇できるよう、スロープを設置することなどを盛り込んだ案をまとめ、今後、9億円余りの予算を求めていくことになりました。

参議院は重度の障害がある、れいわ新選組の議員などが円滑に活動できるよう、バリアフリー化を進めるため、議院運営委員会の理事らが会合を開き、整備の案をまとめました。

それによりますと車いすの議員が登壇して質問などができるよう、本会議場にスロープを設置するとしています。

また参議院の正面玄関にエレベーターを整備するほか、車いすで利用できる多目的トイレを増やすなどとしています。

参議院によりますと整備を進めるためには9億円余りの予算が必要になるということで、今後、財務省に求めていくことにしています。