皇位継承に伴って実施が検討されている恩赦について、政府は自民党の総務会で、規模はおよそ55万人と見込まれ、今週18日の閣議で決定したいと報告しました。

恩赦は裁判の手続きによらず、有罪判決の効力を失わせたりいったん喪失した資格を回復させたりするもので、政府は皇位継承に伴う実施を検討しています。

これについて、自民党の鈴木総務会長が記者会見で明らかにしたところによりますと、西村官房副長官が15日行われた党の総務会で、恩赦の規模はおよそ55万人と見込まれ、今週18日の閣議で決定したいと報告したということです。

恩赦が実施されれば、天皇皇后両陛下が結婚された平成５年以来、26年ぶりとなります。