日前投票 投票箱の鍵
開けられず 千葉県議選

千葉県議会議員選挙の佐倉市の期日前投票所で、投票箱の鍵を開けられず投票開始が遅れたうえ、その間に管理者が記入を終えた有権者2人から投票用紙を預かり、投票箱に入れるミスがありました。市の選挙管理委員会は2人分の投票用紙のみを取り出せないなどとして、来月7日にこのまま開票するとしています。

選挙管理委員会によりますと、佐倉市西ユーカリが丘に設けた千葉県議会議員選挙の期日前投票所で、投票箱の投かん口にかけてあった南京錠の鍵を開けられず、午前10時から予定していた投票の受付開始が27分遅れるミスがありました。

さらに、その間に受け付けを始めてしまい、投票管理者が記入を終えた有権者2人から投票用紙を預かり、誤って代わりに投票箱に入れたということです。公職選挙法では、投票用紙は有権者本人が投票箱に入れなければならないと定められていますが、市の選挙管理委員会は、投票箱には30日からの投票用紙も入っていて、2人分の投票用紙のみを取り出すことはできないなどとして、このまま来月7日に開票するとしています。

佐倉市選挙管理委員会は「準備段階での確認が不十分であり、このような事態を招き申し訳ありません。注意事項を徹底していきます」とコメントしています。