菅原議員 後援会
ス旅行収支不記載

自民党の菅原一秀元財務副大臣の後援会が、支援者などから会費を集めたバス旅行の収支を、複数年にわたって政治資金収支報告書に記載していなかったことが分かりました。菅原氏の後援会は記載に漏れがあったとして、今月4日までに収支報告書を訂正しました。

菅原氏の事務所によりますと、政治団体の「菅原一秀後援会」は、支援者などから会費を集めたバス旅行をほぼ毎年開催しています。

政治資金規正法は、会費制の催し物を開催した政治団体が、その収支を政治資金収支報告書に記載することを義務づけていますが、菅原氏の後援会はバス旅行の収支を収支報告書に記載していなかったということです。

菅原氏側は先月、記載に漏れがあったとして去年の後援会の収支報告書を訂正し、収入は8月と9月の3日間で合わせて820万円、支出は「ブドウ狩代」や「お土産代」などとして合わせて920万円と新たに記載しました。

また今月4日、平成25年から27年までの3年間の収支報告書も、合わせて訂正したということです。

これについて菅原氏の事務所は「旅行業者に任せた行事で、担当者が後援会の収支として報告する必要がないと誤解していた。今後はしっかりと収支報告をしてまいります」としています。