来春の一地方選日程
1週間前倒し 退位考慮

来年春の統一地方選挙は、天皇陛下の退位などの日程も踏まえ、都道府県と政令指定都市の首長と議員の選挙が4月7日に、それ以外の市区町村の首長と議員の選挙は4月21日に行われる見通しとなりました。

4年に1度行われる統一地方選挙の日程は毎回、特例法によって定められており、政府は2日の自民党選挙制度調査会に特例法案を示し了承されました。

それによりますと、
▽都道府県と政令指定都市の首長と議員の選挙は4月の第1日曜日の7日に、
▽それ以外の市区町村の首長と議員の選挙は第3日曜日の21日に、行うとしています。

統一地方選挙は4月の第2日曜日と第4日曜日に行われるのが通例ですが、来年4月の第4日曜日にあたる28日は大型連休にかかることや、天皇陛下の退位や皇太子さまの即位の儀式に近いことなどを考慮し、1週間前倒したものとみられます。

これに合わせ、衆議院議員と参議院議員の補欠選挙を実施する場合も、投票日を法律で定められている4月の第4日曜日から、統一地方選挙後半と同じ4月21日とするとしています。

政府は今の国会で特例法の成立を目指す方針です。