2050年茨城県の人口は?44市町村推計データ
戸叶直宏(記者)
2023年12月22日 (金)
2050年の推計人口 茨城県の市町村 すべて調べました
日本の人口がこれからどうなっていくのかを推計した「将来推計人口」を国立社会保障・人口問題研究所が発表し、2020年の国勢調査をもとに2050年までの30年間について5年ごとの都道府県や市町村のデータも出されました。茨城県と県内44市町村の推計人口がどうなっていくのか、グラフでお見せします。
各市町村の詳細についてはこちらから
・水戸市 ・日立市 ・土浦市 ・古河市 ・石岡市 ・結城市 ・龍ケ崎市 ・下妻市 ・常総市 ・常陸太田市 ・高萩市 ・北茨城市 ・笠間市 ・取手市 ・牛久市 ・つくば市 ・ひたちなか市 ・鹿嶋市 ・潮来市 ・守谷市 ・常陸大宮市 ・那珂市 ・筑西市 ・坂東市 ・稲敷市 ・かすみがうら市 ・桜川市 ・神栖市 ・行方市 ・鉾田市 ・つくばみらい市 ・小美玉市 ・茨城町 ・大洗町 ・城里町 ・東海村 ・大子町 ・美浦村 ・阿見町 ・河内町 ・八千代町 ・五霞町 ・境町 ・利根町まず、茨城県の人口です。2020年に286万人だった茨城県の人口は2050年は224万人となり、62万人、率にして21.7%減少するとしています。
2050年の人口の増減を関東地方で比較すると、東京は2.5%の増加となり、南関東のほかの3県の減少率は10%未満にとどまる一方、茨城県など北関東は比較的減少率が大きくなっています。
2050年の人口を県内の市町村別でみると、人口が増えるとされるのはつくばエクスプレス沿線の3つの市です。最も増加率が大きいのがつくばみらい市で、13%増加し全国の市区町村で見ても10番目に大きくなっています。続いて守谷市が11.4%の増加、つくば市が6%の増加で続いています。一方、残る41市町村はいずれも人口が減少すると推計されています。県庁所在地の水戸市の減少率は9.9%です。
2035年までに水戸市とつくば市の人口が逆転し、つくば市が県内で最も人口の多い市になるとされています。
主な市の人口です。2050年は、多い順につくば市が25万6000人、水戸市が24万3000人、ひたちなか市が13万2000人、土浦市が11万8000人、古河市が10万7000人、日立市が10万4000人などと推計されています。
人口減少が深刻な地域もあり、減少率は大子町が60.4%、河内町が52.7%、稲敷市が50.9%で、この3つの市と町は人口が半分以下になる推計です。
そして2050年の茨城県では高齢化も進み全体の人口に占める65歳以上の割合が40%と、およそ10ポイント増加するとしています。
人口減少が大きい地域では高齢化もいっそう深刻で、大子町では65歳以上の割合が63.6%に達すると推計されています。
日立市
土浦市
古河市
石岡市
結城市
龍ケ崎市
下妻市
常総市
常陸太田市
高萩市
北茨城市
笠間市
取手市
牛久市
つくば市
ひたちなか市
鹿嶋市
潮来市
守谷市
常陸大宮市
那珂市
筑西市
坂東市
稲敷市
かすみがうら市
桜川市
神栖市
行方市
鉾田市
つくばみらい市
小美玉市
茨城町
大洗町
城里町
東海村
大子町
美浦村
阿見町
河内町
八千代町
五霞町
境町
利根町