「地域のボランティアが体を張って子どもたちを守っている」ー。住民から寄せられた投稿をもとに、ことし3月、茨城県龍ケ崎市にある“危険な通学路”を取材しました。歩道のない狭い通学路を車がスピードを出して通り過ぎる実態や、住民たちが登校班に付き添い、身をていして子どもたちを守っている状況を紹介しました。それから3か月余り、住民たちの切実な訴えが行政を動かしました。取材のなかで専門家が指摘していた制限速度が時速30キロに引き下げられ、改善に向けた動きが進められようとしています。
(取材:NHK水戸放送局 清水 嘉寛)。