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『あなたは悪くないって言われたかった』ようさんの声【音声コンテンツ Vol.7】

NHK「となりのこもりびとチャンネル」、パーソナリティーはアナウンサーの栗原望です。
NHKの取材班が、ひきこもりや生きづらさにまつわるお話を聞いて発信しています。

今回は前回に続きまして、関東に住む40代女性 ようさんのインタビュー後半です。ようさんは、かつて事務職で働きながら子どもを産むか産まないかなど、『夫婦生活の中でのすれ違いから つらさを募らせてひきこもった』というエピソードをお持ちの方です。その後、ある時期を境に、ようさんは『すっきりできた』と言うんです。何が心の支えとなったのかを話してくれました。

音声が流れます

ここまで 40代の女性ようさんの声・後半をお送りしました。
みなさん、どんなことを感じたでしょうか。

インタビューを聞きながらなるほどなと思ったのが『諦めること、あるいは手放すことで逆に生きるという気持ちになった』というお話です。

当時、追い詰められていた ようさんにとって、バンドの存在というのは、きっと心の杖のようなものだったんじゃないかなと思いました。そして、ようさんが話してくださいました「当時、言われたかったという言葉そのままでいいんだよ」という言葉ですけれども、今回こうして話してくださったことで、きっと同じような気持ちになったという方も多いと思います。

ようさん、インタビューに応じていただいて本当にありがとうございました。

この記事のコメント投稿フォームからみなさんの声をお待ちしています。

投稿フォーム「留守電」(フリーダイヤル:0120-545-501)でも、みなさんの声を募集しています。

担当 栗原 望の
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この記事の執筆者

アナウンサー
栗原 望

みんなでひきこもりラジオMC。ラジオを通じて声を聞くひと。「こんな学校だったら」「こんな職場だったら」「こんな家庭だったら」。ひきこもり当事者の声が響くような社会になるように、みんなで一緒にできることを考えます。

みんなのコメント(2件)

体験談
メロンパン
2023年9月20日
不登校、ひきこもり、イジメ、を経て。仲いい友達が一人も居なくなった気分です。不登校になっていれば、それだけ友達との間が空きます。他の人は、卒業してからも仲良くしているみたいです。結局、私が悪かった気分です。私から声を掛けれない状況を作られてしまったからです。
悩み
ごん。
50代 女性
2023年8月2日
あなたは悪くない、と言われたい。私も。
でもある意味、あえて言ってほしい。あなたは悪い、と。

どこが悪いというの?病気だとでも言ってほしい(お医者さんに実際に言われました)の?元気そうな顔して!!
こんなことばがかける、追い打ち。
見るからに悩んでる顔って?思いつめてそうな感じって、どんな感じ?

今、私は老母のすべてを一身に抱えざるをえず。
SOSの相談ならもう、そのうち嫌われそう?なくらいもう、かけずり回ってます。
こっちも精神疾患に加えて進行性の難病と闘う身。
男性恐怖症でもあります。原因は、過去の性暴力。でも、その頃のこと証明もできない以上、治療もサポートも困難を極め……
こんな私にも、出口は。

見えるのでしょうか?