6月1日は「電波の日」です。

「電波の日」は、昭和25年（1950年）6月1日に電波法と放送法が施行され、電波の利用が広く認められるようになったことを記念するもので、今年で73回目となります。

電波法は、電波の公平且つ能率的な利用を確保することによって、公共の福祉を増進することを目的としています（電波法第一条）。そして「電波」とは、三百万メガヘルツ以下の周波数の電磁波をいうと定義されています（電波法第二条）。

NHK熊本では昭和3年6月に九州で最初にラジオの放送を開始し、昭和33年2月にテレビの放送を開始しました。現在、県内の放送所の数は、以下のとおりです。

• テレビ ：金峰山放送所と65箇所の中継局
• ラジオ第一：清水ラジオ放送所と4箇所の中継局
• ラジオ第二：大津ラジオ放送所と1箇所の中継局
• FMラジオ  ：金峰山放送所と13箇所の中継局
  
  放送所の情報はこちら⇒https://www.nhk.or.jp/kumamoto/station_info/channel.html

それで、放送局には必ず「コールサイン」があります。
コールサイン(呼出符号)とは、無線局の識別ができるようにするための符号です。国際電気通信条約の無線通信規則で、それぞれの国で使用し得る符列字(アルファベットまたはアルファベットの組み合わせ)が割り当てられており、最初の1字か2字は国籍を示しています。
NHK熊本のコールサインは、「JOGK」と「JOGB」です。
毎日、放送開始にあわせて早朝に放送しています。呼出符号と呼出名称は以下のとおりです。

• 総合        ：JOGK-DTV（NHK熊本デジタルテレビジョン）
• Eテレ     ：JOGB-DTV（NHK熊本教育デジタルテレビジョン）
• ラジオ第一：JOGK（NHK熊本第一放送）
• ラジオ第二：JOGB（NHK熊本第二放送）
• FMラジオ：JOGK-FM（NHK熊本エフエム放送）

NHK熊本の技術グループでは、安定した電波を出し続けるため設備の保守・点検に努めています。