やなせたかし夫婦モデルの朝ドラ「あんぱん」情報 配信開始!
- 2024年04月11日
「らんまん」に続いて、高知が舞台になる連続テレビ小説が来年春スタートします。
アンパンマンを生んだ高知出身の漫画家やなせたかしさんと妻の小松暢さん夫婦をモデルに描く「あんぱん」です。
NHK高知放送局はドラマに関するとっておきの情報をまとめた先どり!朝ドラ「あんぱん」情報の配信を始めました。
朝ドラ「あんぱん」 夫婦の愛と勇気の物語
去年10月に制作が決まった「あんぱん」は2025年前期に放送予定です。
【物語】
昭和のはじめごろ、高知の町中をものすごい勢いで走る少女がいました。「ハチキンおのぶ」こと、朝田のぶです。
一方、幼いときに父を病気で亡くした柳井嵩は、叔父の家に引き取られ、そこでのぶに出会います。二人を結びつけたのは、一個のあんぱんでした。
戦争の足音が近づくころ、女学校に通っていたのぶは周りと同様に、妄信的な軍国少女になっていました。やがて戦争が始まり、嵩は出征。嵩は弟・千尋を戦争で亡くし、のぶも最愛の人を亡くしました。女学校を卒業し、のぶは戦争で全ての価値観が変わり、「何が正しいかは自分で見極めなければならない」と新聞社に女性初の記者として就職。戦後、クズ拾いの仕事を辞めた嵩が新聞社に入社してきて、二人は同じ雑誌の担当に。嵩は東京で漫画家を目指したい気持ちがありつつも、生活していけるか不安でした。のぶはそんな嵩に「あなたもあとから来なさいよ。先に東京に行って待ってるわ」と告げ、新聞社を辞め上京。のぶを追いかけ上京した嵩と、六畳一間のオンボロアパートでの生活が始まります。お風呂はなく、トイレは共同。トイレの天井には穴があき、雨の日は傘をさして入らなければいけないが、晴れた夜には星が見える。そんな暮らしをおもしろがり、「どんな環境でも楽しめるこの人と一緒にいたい」と二人は結婚。『手のひらを太陽に』『アンパンマン』が世に出るのは、まだまだ先のことです──。
※実在の人物である、小松 暢(1918-1993)とやなせたかし(1919-2013)をモデルとしますが、激動の時代を生きた波乱万丈の物語として大胆に再構成します。登場人物名や団体名などは一部改称して、フィクションとして描きます。原作はありません。
2025年度前期連続テレビ小説「あんぱん」
【放送予定】2025年春
【作】中園ミホ
【スタッフ】制作統括:倉崎 憲
プロデューサー:川口俊介 中村周祐
ヒロイン「朝田のぶ」を演じるのは今田美桜さん。
脚本は「花子とアン」などを手がけた中園ミホさんです。
「柳井嵩」役はこれから発表となります。
先どり!情報はこちら
放送開始まで1年。東京のドラマ部のスタッフたちが中心となり、準備は着々と進んでいます。
NHK高知放送局では地元・高知の皆さまにその裏側をお伝えし、高知を盛り上げていこうと、先どり!朝ドラ「あんぱん」情報を定期的にお届けしていくことになりました。
第1号はこちらです。
・ドラマの台本はどのくらいできている?
・「らんまん」が終わったばかりなのに、なぜまた高知が舞台に?
ドラマの制作統括・倉崎憲プロデューサーがここだけの話を語ります。
NHK高知放送局制作の番組情報や防災に役立つ情報も。
こちらからダウンロードもできます。
職場にお届けします!
先どり!朝ドラ「あんぱん」情報はこれから月1回程度お届けしていきます。
NHK高知放送局のホームページでご覧いただけるほか、高知県内の企業、行政機関、店舗、学校などにPDFファイルを直接、お送りします。職場の方たちにメール等でお配りください。
ご希望いただける企業などの担当の方はこちらまでご連絡ください。
NHK高知放送局
先どり!朝ドラ「あんぱん」情報 担当
電話 088-823-2301
(午前10時~午後5時/土日祝を除く)