朝ドラ舞台・高知の草花に触れる~横倉山~
- 2023年04月10日
連続テレビ小説『らんまん』の主人公のモデルとなった佐川町出身の植物学者 牧野富太郎博士が足しげく通った、越知町の横倉山を紹介する企画展「ある日、彼はこの山で大きな夢に出会った」に行ってきました。(高知放送局 キャスター 城あすか)
横倉山を紹介する企画展開催
博士が足しげく通った横倉山にある横倉山自然の森博物館で、企画展「ある日、彼はこの山で大きな夢に出会った」が3月25日から始まりました。
貴重な植物標本の数々
まず目に留まったのが植物標本。1887年から1934年に牧野博士が実際に横倉山で採集した標本です。「ヨコグラノキ」や「ヨコグラブドウ」など博士が命名した植物も含め16点展示されています。
標本があるからこそ牧野博士は有名になったと思う。たくさんの標本を見ることで博士を身近に感じることができるのではないでしょうか。
牧野博士の写真や書物
牧野博士の20代から90代までの写真、およそ60点がずらり展示。
博士が執筆した書物も23点並びます。一番古いもので明治40年に書かれたものもありました。
博士とツーショット! 万太郎と同じ山歩き体験も
企画展の会場を出ると、大きく口を開けて笑顔でポーズしている博士の等身大フィギアがお出迎え。一緒に写真を撮ることができます。実はこの博士の表情、ほかにパターンがあり、日によって違うそうです。
全ての表情と写真を撮りたい!
また、VR=仮想現実のゴーグルを使っておよそ9分間、横倉山を散策する疑似体験もできます。
360度見渡すことができるので実際に横倉山を歩いているよう!牧野博士、ドラマの万太郎と同じ気分にひたれますね。
※VRは土日祝日の午前10時から午前11時までと、午後2時から午後3時まで。13歳以上が対象です。
この展示をきっかけに横倉山に興味を持ってもらい、ぜひ山に登ってもらいたいです!
横倉山自然の森博物館の盛りだくさんの企画展「ある日、彼はこの山で大きな夢に出会った」は、来年(2024年)3月3日まで開かれています。(月曜日は休館です)