安静が大切!腱鞘炎の検査と治療

更新日

腱鞘炎(けんしょうえん)の検査

腱鞘炎(けんしょうえん)の検査

腱鞘炎の検査は、まず、「問診」「触診」を行います。
また、関節の動き・腱の腫れを直接観察する「超音波検査」もあります。最近では、炎症の程度を色で判断することもできます。超音波検査の中でも「エラストグラフィー」という組織のかたさをみる特殊な検査を行うと、軟らかいところは赤く、硬いところが青く表示されるのです。腱鞘部分が青くなっていれば、腱鞘炎が疑われます。

腱鞘炎の治療

腱鞘炎の治療
腱鞘炎の治療

腱鞘炎の治療の基本は「安静」にすることと「薬」での治療です。重症化した場合は、「手術」をすることもあります。

安静

腱鞘炎は手や指の使いすぎが原因なので、できるだけ患部を使わずに安静にすることが基本です。腱鞘炎のある側の手を使う場合は、適度に休憩を取ることが大切です。

薬物療法

薬には、塗り薬・貼り薬・のみ薬の「痛み止め」があります。痛みが強い場合には、炎症が生じている腱鞘の中に「ステロイド薬」を直接注射します。ステロイドを打つ際には、「局所麻酔薬」も混ぜて一緒に注射します。注射から2~3週間以内に症状が改善し、注射の効果は3か月~半年ほど持続することが多くみられます。

手術

局所麻酔をして、腫れて厚くなった腱鞘を切って開きます。切った腱鞘はそのままですが、ほかにも腱鞘があるので手の機能には問題ありません。所要時間は、10~20分程度です。

Q&A「手指の痛みとしびれ」はこちら