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【Q&A】靴底の減り方から 正しい歩き方を教えてほしい

靴底の減り方や形を分析して自分の歩き方が間違っているかどうかを知りたいです。そこから正しく矯正した歩き方を教えてください。
(20代 男性)

専門家による回答

靴底のかかとのすり減り具合は、歩くときの左右のかかとの間隔(歩隔[ほかく])に影響を受けます。適切な歩隔は、足踏みをしながら左右の間隔を広げたり狭めたりしたときに、重心が足の親指と人さし指の間にあるときの間隔です。この歩隔を保ち、つま先の向きとひざの向きはそろえて歩くようにします。

正しい歩隔

足の親指と人さし指の間に重心(図中の★印)があり、歩隔は適切です。適切な歩隔で歩いていると、靴底のかかとのやや外側がすり減りやすくなります。

かかとの外側と内側がすり減っているときの重心

重心が小指に寄り過ぎていると靴底のかかとの外側がすり減りやすくなります。歩隔が狭すぎる状態です。重心が親指側に寄り過ぎていると靴底のかかとの内側がすり減りやすくなります。歩隔が広すぎる状態です。

【Q&A】通勤で1日1万歩歩くが休日は家で過ごしている。波のあるウォーキングでも効果はある?

平日通勤する時に片道25分ほどの道のりを歩いており1日1万歩になります。でも休日は家で過ごしているのでトータルの歩数は少ないです。このような波のあるウォーキングでも効果はありますか?
(50代 男性)

専門家による回答

平日に1万歩、歩いているのでしたら、健康利益を十分に得られていると考えられます。休日は家で過ごしているとのことですが、それが適度な休息になり、けがなどの防止につながっていると思われます。運動し過ぎると免疫の低下を招きますし、疲れがたまりやすくなり、ひざに負担がかかります。いまのご自身のペースで続けるのがよいのではないでしょうか。

詳しい内容は、きょうの健康テキスト 2024年1月 号に掲載されています。

きょうの健康テキスト
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