WORK WITH HOKKAIDO

職員紹介

加藤 優介

体感するテレビ、体験するテレビを求めて

ディレクター

加藤 優介

Kato Yusuke from 札幌

どうしてNHKに?

もともとは映画にかかわる仕事がしたかったんですが、大学時代の途中で考えが変わって、NHKで制作の仕事がしたいと思うようになりました。NHKの良さは、取材を積み重ねていくというか、どんなコンテンツでも深く追及するという所だと思っています。例えば歴史番組とかでも、すごく調べて、深く深く潜ることで、その先の面白さが見えてくると思うんです。
あと、NHKは長尺なドキュメンタリー番組も多く作っていて、自分もドキュメンタリーを作りたいと思って、NHKに入りました。

テレビと映画の違いは?

テレビと映画って、まったく違うものだと思うんですけど、どこがどう違うかを一言で説明するのって難しいですよね。個人的には、テレビは100を1にしていくもの、映画は1を100にしていくものだと思っていて、そもそも思想が違うと思っています。

加藤 優介

番組作りで大切にしていることは?

内容はもちろんですが、やっぱり「見てもらう」ことだと思います。職業として番組を作るうえで、それは最低限の責任だと感じているので、広報的な戦略や、デジタル展開の仕掛けなども一生懸命考えています。
でも、そのような部分はある意味「頭でっかち」かもしれないという不安もあって……。なにか矛盾している気もしますが、中身だけで勝負できる番組に憧れもあります。

今後のテレビについてどう思う?

読む新聞、聴くラジオ、見るテレビと言われてきたなかで、今後は、その次の価値を提供していかなきゃいけないと思っています。それは、「体験」ではないかと。動画サイトで、生配信にコメントして自分も参加していると思えるように、テレビももっと何か参加型や体験的なものができたらと考えています。
これまでも、2021年4月に放送した「北海道スタジアム 春ノ陣」では、「白地図パズル(ゲーム)」(トム・ブラウンとSPコラボ!北海道白地図パズルゲーム完成 | NHK北海道)をつくって皆さんに楽しんでもらいました。

これまで担当した主な仕事

加藤 優介