WORK WITH HOKKAIDO

職員紹介

山中 智里

北海道の人々を守りたい

記者

山中 智里

Yamanaka Chisato from 旭川

どうして記者に?どうしてNHKに?

2018年9月に起きた胆振東部地震がきっかけです。発災当時私は名古屋の大学に通っていて、距離が離れていると自分にできることは本当に少ないと感じました。
私の大切な家族や友人、その人たちにもまた大切な人がいて、どんどんつながっていくと、北海道の人みんながある意味私にとって大切な人なんです。だから災害の取材を通じて北海道の人たちの命を守りたいと思いました。
私も含め友人も災害が起きた時はNHKをつける人が多くて、災害報道に強いという印象がありました。いち早く速報を出したり、番組の編成を変えて特集番組を組んだりできるのも魅力に感じましたし、日々のニュースでも災害報道に力を入れていて、視聴率にとらわれずに命を守る報道ができるというのはすてきだなと思ってNHKを選びました。

学生時代に思い描いていた記者のイメージと違う部分は?

記者志望だったものの、実は学生時代は記者の仕事に対してマイナスのイメージしかなかったんです(笑)。「一日中働いているんだろうな」「寝る暇はあるのかな」「自分の好きなことはできないんじゃないかな」って。 でも入局してみたら休む時間は十分とれますし、上司も優しく声をかけてくれます。「自分のやりたい取材があればどんどん取材してきて」と言ってくれて、こんなに自由にやらせてもらえるんだと感動しました。

山中 智里

記者以外にも幅広い仕事を経験することのある
地域職員制度、どう考えている?

色々な仕事ができるというのは、その分色々な人と関わる機会が多いということなのかなと思っています。私は北海道が大好きなので、仕事を通じて北海道のたくさんの人と出会うことができたら良いなと思います。
「北海道の人を守る」という観点では、例えば災害報道の経験を生かした関連イベントを企画することなども意味があるのではと考えています。

今後の目標は?

常に考え続けられるひとになりたいです。私は途中で「まぁいいか」と考えることをやめてしまう時があるんですが、先輩たちを見ていると、扱う課題や取材対象者について、本当に最後の最後までずっと考え続けていて、それは取材をする上でとても大切なことだなと学びました。
将来的にそんな記者になれたら、もっと北海道の人たちを助けられるチャンスが生まれるのかなと思います。

山中 智里