ことしはかなりの暖冬に
スミにおけないお天気ブログ
- 2024年03月07日
3月になったので、ことしの冬を振り返りたいと思います。
こちらは、西日本のことしの冬(12月~2月)の平均気温の平年差です。
気温は平年より高い日が圧倒的に多いですが、12月は、冬型の気圧配置が強まり、強い寒気が流れ込んだため、気温は平年より低い日もありました。
月ごとにまとめて見ると、12月は、変動が大きかったため、平均すると平年並みに、1月と2月は、暖かい空気が流れこんだため、平年よりかなり高くなりました。
2月は、広島市で最高気温が20℃くらいまで上がった日もありました。
県内のこの冬の平均気温は、広島と呉、福山で、いずれも過去2番目に高くなり、かなりの暖冬になったと言えます。
暖かさは、雪にも影響しています。
広島のこの冬の降雪量は、わずか1センチで、平年の13%しかありませんでした。
一方で、低気圧が通過することが多かったため、広島のこの冬の降水量の合計は240ミリと、平年の147%になり、かなり多くなりました。
今月は寒さで始まりましたが、来週以降は暖かくなり、春らしくなりそうです。
春も高温傾向が続く予想となっています。
桜の開花が待ち遠しいですね。