霞と霧の違いは?
スミにおけないお天気ブログ
- 2024年02月27日
2月もまもなく終わりです。
二十四節気をさらに細かく分けた七十二候という暦では、今の時期は「霞はじめてたなびく」と言います。
春霞がたなびき、遠くの山などがかすんで見えるという意味です。
「霞」は、空に浮かぶちりやほこり、水滴などにより、遠くの山などがぼんやりとかすんで見える様子のことです。
「霞」は、文学的に使われることが多く、気象用語ではありません。
春に使う言葉で、春の季語になっています。
一方で、「霧」は気象用語で、1kmより先が見えないことが定義になります。
俳句の世界では、秋の季語になります。
「霞」は定義がないため、春に空がかすんで見えたら全て「霞」と言えます。
春の冷え込む日には内陸を中心に「霞」が出やすくなります。
運転の際の視界不良などにご注意下さい。
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