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春らんまんの福井を体感!勝山市のバンビラインで日帰り登山

2023年4月17日放送 ほやほやみつけ隊
  • 2023年07月02日

4月17日放送のほやほやみつけ隊は、福井県勝山市遅羽地区で山歩き。色とりどりの草花たちにであいました。羽生ちひろキャスターが朝ドラ主人公にふんして、春“らんまん”を体感してきましたよ。

縄文遺跡のまち 遅羽地区

山沿いに長く伸びる勝山市遅羽(おそわ)地区。田畑や山々の景色が美しい、のどかな農村です。

三室山

三室山(みむろやま)から縄文時代の遺跡が見つかり、住居跡や土器などが数多く出土していることから、地区全体で縄文時代とのつながりをPRしています。

まちづくり会館の2階には「縄文遺跡等資料室」があり、出土品などを間近に見ることができます。

さらに、縄文時代をイメージした料理を作るグループのみなさんが、古代米のお弁当や、郷土料理のランチなどを提供しています。

花咲く山を登り 春らんまんを体感!

今回訪れたのは、えちぜん鉄道・勝山駅のすぐ裏にある「バンビライン」。標高はおよそ370m、4kmほどの登山道が整備されています。地域おこしと自然保護の目的で30年ほど前に整備され、地域の人たちで管理を続けています。色とりどりの花々が咲き誇る4月のバンビラインを登りながら、春らんまんを体感します。

「らんまん」といえば、これでしょう!朝ドラの植物学者になりきってみました!どうですか?神木隆之介くんに見えますか?

「植物学者・羽生」になりきって、登山スタートです。

住民協議会の斎藤孝幸さん(左)と斎藤佐智雄さん(中央)、そして自然観察指導員でこのバンビラインでもたびたび植物のガイドをしている山岸登美子(右)さんが案内してくれました。

ヤマブキ

登り始めてすぐ、黄色い花がたくさん咲いているのを見つけました!

これはヤマブキという花です。クレヨンの中で「やまぶき色」で絵を描いたことないですか?この花の色のことなんですね。

次なる「春らんまん」を目指して、どんどん登ります。バンビラインというかわいい名前のわりに、結構険しい…。

ヤマエンゴサク

こちらはヤマエンゴサクという花。うすむらさき色の花びらが春らしくてきれいです。 

またしばらく登ると、山道の両側にカタクリがたくさん咲いていました。カタクリの開花時期には、地区で祭りを開催して、自然観察会も行っているそうです。

ナガバモミジイチゴ

こちらの白い花はナガバモミジイチゴ。かわいらしいまん丸のイチゴがなる木なんだそうです。

甘くておいしいですよ!6月の半ばから終わりくらいにもう一回ここに来ていただくと食べられるかもしれない。

山頂近くでお弁当!ここにも春が

 

様々な種類の花たちを観察しながら、登ること30分。山頂近くの第2展望に到着しました!見晴らしがとてもよくて、雪解けが進む白山がよく見えましたよ。

景色を眺めながら、縄文料理のグループのみなさんが作ってくれたお弁当をいただきます。

ここにも春が!山菜の天ぷらです。

ん~!春の苦味、おいしいですね。

かれんな花たちに素晴らしい景色、そしておいしいお弁当!遅羽地区の「春らんまん」、たっぷり満喫できました。


★ほやほやみつけ隊とは★
「ニュースザウルスふくい」の名物コーナー。福井放送局のキャスターが、緑のはっぴを着た「みつけ隊員」として県内を地区ごとに訪ね、地元の味覚やすてきな活動、そして元気な皆さんを「みつけ」ます。

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