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福井 北陸新幹線開業せまる あわら市金津地区でみつけ隊!

2023年4月3日放送 ほやほやみつけ隊
  • 2023年06月30日

福井県あわら市金津地区の注目スポットといえば、北陸新幹線開業を1年後に控えたJR芦原温泉駅。でも、魅力はそれだけじゃないんです。4月3日放送のほやほやみつけ隊で、上原美穂キャスターが訪ねました。

★ほやほやみつけ隊とは★
「ニュースザウルスふくい」の名物コーナー。福井放送局のキャスターが、緑のはっぴを着た「みつけ隊員」として県内を地区ごとに訪ね、地元の味覚やすてきな活動、そして元気な皆さんを「みつけ」ます。

北陸新幹線開業せまる JR芦原温泉駅

上原美穂キャスター

次は、芦原温泉~芦原温泉~。来年の今頃には、新幹線がやってきます!そんな芦原温泉駅がある金津地区で、ほやほや探し行ってきます!

あわら市金津地区には、関西の奥座敷とも言われるあわら温泉の玄関口、JR芦原温泉駅があります。いまは在来線のみの芦原温泉駅、1年後には北陸新幹線延伸に伴い、新幹線の駅の開業を控えています。

アフレア

3月には新幹線開業に向け、駅前に新しく観光施設「アフレア」がオープンしました。大きなホールや観光案内所、東尋坊をイメージしたキッズスペースなどが入っています。

地域の“歴史”みつけました

地区の中央を流れる竹田川沿いで、看板を見つけました。かつての川沿いの風景がイラストで描かれています。この看板、地元住民の有志による「金津まちなかガイド」の皆さんが2年前に建てたものだそう。地区の歴史に関わりのある6か所に設置されています。

災害などで現存する建物が少ないため、案内の手がかりにしようと、かつての風景をイラストで表現することにしたそうです。

まちなかガイドの皆さんは、去年から、竹田川の水の上から街並みを楽しんでもらおうとカヤック体験を行うなど、様々な方法で地区の魅力を伝えています。


地区で江戸時代から続く和菓子屋さんにやってきました。この和菓子屋の名物は…瓦せんべい!

ほんのり甘くて、何枚でもいけちゃいそうです。

このあたりで江戸時代に瓦の生産が盛んだったことから、このお店では130年前から瓦せんべいを作っているそうです。多いときには1日4000枚も焼くのだとか。

 身近にある草木を人形に

お店の中で気になるものを見つけました。このかわいらしいお人形。よく見てみると、右から二番目の人形が、手に瓦せんべいを持っています。この人形、手作りだそうで、地区に作った人が住んでいると聞いて、訪ねてみました。

この人形を作った疋田長男さんです。お宅の玄関には疋田さんが作った作品がズラリ。

およそ15年前から木の枝や葉っぱを使って作品を作り続けてきました。材料にはあるこだわりがあるといいます。 

みんなが捨てるようなものを材料として使っている。例えば梅干し食べたら梅干しの種が何かになるかなって。

 道ばたに落ちている小枝や木の実、砂浜に落ちている貝殻、普段は捨ててしまうような野菜の種や皮など、なんでも材料にしてしまうんです。

例えばこちらの作品、白い着物はトウモロコシの皮でできています。

こちらの着物に使ったのは、どんぐりの葉っぱ。葉脈を柄として使っているのがポイントです。 

こういった作品の他に、「家族」を題材にした作品を作っています。家族構成やそれぞれの趣味などを聞いて、一点ものを作っては、プレゼントしています。さっきの瓦せんべいの人形も疋田さんがプレゼントした物なんだそうなんですよ。疋田さんは、個性をもたせた人形づくりにワクワクするんだそうです。

作るまで、どうやって作ったらいいかな、どういう格好にしたらいいかなとか、どういったものを作ったらいいかなと考えるのがおもしろいんですよ。そして、考えが浮かぶとこれでやってみようというのも楽しいんですよ。それを見てもらって喜んでもらうと、それがまた最高ですね!

歴史感じるスポットに草木を使ったアートの達人まで、温泉以外にも魅力あふれる金津地区でした。


★ほやほやみつけ隊とは★
「ニュースザウルスふくい」の名物コーナー。福井放送局のキャスターが、緑のはっぴを着た「みつけ隊員」として県内を地区ごとに訪ね、地元の味覚やすてきな活動、そして元気な皆さんを「みつけ」ます。

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