NHKさいたまブログ

44歳で今シーズンを最後に引退した大宮アルディージャの守護神、南雄太さんに、26年も現役生活を送る事の出来た秘訣を聞きました。

レギュラーゲスト、料理芸人のクック井上さん。もサッカーが大好きで、伝説のナイジェリアでの20歳以下のワールドカップでの準優勝の話などでも盛り上がりました。南選手の長い現役生活はライバルの出現で自分を見つめなおすことができたとの事でした。

壁にぶつかっているすべての人に聞かせたい貴重な経験を聞くことが出来ました。

まちむら便りは、深谷からクリスマスには欠かせない果物「イチゴ」の話題。「あまりん」という全国で今、注目されているイチゴの品種について伺いました。

231220_thum.jpg

南雄太さんは、高校時代から注目されたゴールキーパーで、黄金世代と言われ20歳以下のW杯で準優勝を果たして世界をあっと言わせたメンバーの一人です。

高校を卒業してプロ入り後にすぐにレギュラーを奪取して順風満帆のプロ生活を送ります。しかし28歳の頃に5歳下のライバルがチームに入団してレギュラーを奪われたそうです。

南さんによるとプロに入ってずっと「天狗になっていた」ということ。しかし南さんはここで「ベクトルを自分に向けた」ということです。つまり「悪いのは自分、自分を鍛えなおそう」と考えを改めることができたそうです。そしてその意識改革があったからこそ、44歳まで現役が続けられたと感じているそうです。

また今シーズンの大宮アルディージャはJ2からJ3に降格をしましたが、南さんにとって、これが長い現役生活で3回めの降格でした。降格するチームは、選手、フロント、サポーターすべての歯車が噛み合わなくなってしまう。来季に向けて歯車を噛み合わせて1年で復帰して欲しいと仲間にエールを送りました。

さらに日本のゴールキーパーについては、海外のトップチームで活躍するようなエース(ミッドフィルダーなら久保選手のような)が誕生してジュニアの目標になってほしい。また子ども世代の選手が土のグラウンドで練習をしている環境を憂えていました。

土の上でキーパー練習をするのは大変だし、そうなるとキーパーになりたいという子どもは少なくなりますよね。ワールドカップ優勝を目指す日本のサッカー界にとっていち早く取り組むべき課題だと私もクック井上さん。も感じました。

聴き逃し配信は⇒こちらから

 

【まちむら便り】は深谷市から。
農家の高荷政行(たかにまさゆき)さんに埼玉県が誇る「あまりん」というイチゴの話題
を伝えてもらいました。
イチゴを美味しく食べるには「イチゴ狩り」で、熟した採れたてものを食べる事が究極だとのことです。

まるで人の身体に見立てたような「肩まで熟した状態」で……と、高荷さんが表現した熟したイチゴを畑で探して食べたくなりました。

全国にあるトップブランドに決して劣らないという、埼玉県自慢イチゴの話もぜひ!
聴き逃し配信から聴いてください。