NHKさいたまブログ

首都圏ネットワーク

6月19日(月)の首都圏ネットワーク「おかえり天気」では、気象予報士の黒田菜月さんしゅと犬くんさいたま市の埼玉大学を訪れ学生が大学生協と始めた寄付活動についてお伝えしました。
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学生たちに大人気の「焼きたてパン」。
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食堂にある購買部では、 「カレーチーズパン」「てりマヨチキン」「ジャンボドーナツ」など、さまざまな種類が売られています。
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寄付活動のカギとなっているのは、このおいしそうなカレーチーズパンです。
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埼玉大学生協学生委員会の学生たちは、カレーチーズパンの売上のうち、1個あたり10円を『大学生協たすけあい奨学制度』に寄付する取り組みをはじめました。

『大学生協たすけあい奨学制度』は、親などを亡くして経済的に学業を続けることに困っている学生に返済不要の10万円を援助する制度です。

先月、40人ほどの学生が「みかんパン」「ピーチケーキパン」「カレーチーズパン」「ミニクロワッサンレモン」「夏野菜とウインナーのピザ」の5つのパンの中から、”売れそうなパン””自分が食べたいと思うパン”という視点で人気投票を行い、1位になった「カレーチーズパン」を寄付対象に選定しました。

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 カレーチーズパンの売上が増えると寄付額も増えるため、より多く売れるように学生たちは手書きのポップも作りました。
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企画・運営した埼玉大学生協の学生委員会に所属する宮田彩代さんは「学生による学生のための寄付です。学生のために何か出来ることはないかと考えていた時に、経済的な理由で学業を続けるのが難しい学生に対し、返済不要で10万円を援助する大学生協たすけあい奨学制度というものをみつけ、この取り組みを考えました。ポップは人気投票の時につくりました。このパンを買うことで学生同士が少しずつでも助け合い、生きやすい社会をつくろうという思いもこもっています。」と話してくれました。
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今回のおかえり天気中継では、学生同士の助け合い活動や、それに込めた学生の思いをお届けしました。
6月26日の午後7時までNHKプラスでスマホやパソコンからお楽しみいただけます。

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