育てしながら 応援を」
最年少津南町長 野田大臣に

野田総務大臣は、女性で、現職としては全国で最年少の町長となった新潟県津南町の桑原悠町長と会談し、「選挙のときからずっと注目していた」と述べ、子育てをしながら町長を務める桑原氏を激励しました。

新潟県津南町の桑原悠町長は、31歳で、先月の町長選挙で初当選し、現職としては全国最年少の女性町長となりました。現在、3歳と1歳の2人の子どもを育てながら職務にあたっています。

桑原町長は、12日、総務省を訪れて野田総務大臣と会談し、桑原町長は「行政経験もなく、子育てをしながらの仕事になるので、いろいろと応援していただきたい」と述べました。

これに対し野田大臣は、平成10年に小渕内閣で当時最年少の37歳で郵政大臣に就任したことに触れ、「わたしも、昔は、最年少と言われることが多かったが、もはや言われなくなった。桑原町長のことは、選挙の時からずっと注目していたので、応援したい」と激励しました。

そのうえで野田大臣は、過疎化が進む中で遠隔医療の普及に役立つとして、ICT=情報通信技術を活用したまちづくりを支援していく考えを伝えました。

会談のあと、桑原町長は記者団に対し「野田大臣も26歳の時から、政治家としてキャリアを積んできたということで、とても身近に感じることができた」と述べました。