東派遣の護衛艦「26日
活動を開始する見込み」

中東地域への自衛隊派遣をめぐり、河野防衛大臣は派遣した護衛艦1隻が、26日にも現地で活動を開始するという見通しを明らかにしました。

中東地域での日本関係船舶の安全確保に向けて、情報収集態勢を強化するため、政府は自衛隊の派遣を命令し今月2日、海上自衛隊の護衛艦「たかなみ」が、神奈川県の横須賀基地を出港しました。

河野防衛大臣は25日夕方、記者会見で「先ほど、部隊の司令などとテレビ会議を行って状況を聞いた。『たかなみ』は、日本時間のあす午後の早い時間に、活動を開始する見込みだ」と述べました。

そのうえで、現在の中東情勢について「少なくとも、自衛隊の活動については、大きく情勢の変化はないと思う。情報収集活動をスムーズにスタートできるのではないか」と述べました。