政治資金問題 “下村氏ら政倫審で説明を”立民 安住国対委員長

自民党の派閥の政治資金パーティーをめぐる問題について、立憲民主党の安住国会対策委員長は、衆議院政治倫理審査会を再度開き、安倍派の下村元政務調査会長をはじめ、関係議員が説明すべきだという考えを示しました。

この問題を受けた衆議院政治倫理審査会について、立憲民主党の安住国会対策委員長は党の会合で、「自民党側からは新たに4、5人の議員が弁明を申し出ているという話だったが、いまだに、いつ、誰を出すという話は来ていない。関係した議員の中には将来性のある議員もたくさんおり、ここでつまずかないためにも審査会で話したらどうか」と述べました。

そのうえで、審査会が開催されれば出席して説明責任を果たしたいとしている安倍派の下村元政務調査会長について、「出るのか出ないのかはっきりしてほしい。どこかに自民党というハードルがあるのではないかと思ってしまう」と述べました。

また、安住氏は「衆議院として弁明の機会を設けていくことはこの先、それぞれの委員会を運営していくのにマストな条件だ」と指摘しました。