首相長男 翔太郎秘書官“公用車観光”報道「運用は必要範囲で」

岸田総理大臣の欧米歴訪に同行した長男の翔太郎秘書官が公用車で観光などを行ったと報じられたことについて、木原官房副長官は、一般論として公用車での視察などはありえるとしたうえで、運用は必要な範囲にとどめるべきだという認識を示しました。

1月26日発売の「週刊新潮」は、今月、岸田総理大臣が欧米5か国を歴訪した際、同行した長男で秘書官を務める翔太郎氏が、現地で公用車を使って観光や買い物を行ったと報じました。

これについて、木原官房副長官は記者会見で「一般論として言えば、総理大臣の外国訪問で行事に同席しない関係者が必要上、官用車を利用して視察や訪問を行うことがある」と述べました。

そのうえで「その際、業務の内容や重要性、視察先の安全情勢や交通状況などに照らしつつ、必要とされる範囲内での運用とすべきであることは当然だ」と述べました。