香川県知事選 新人の元国交省道路局長 池田豊人氏 初当選

新人2人による争いとなった香川県知事選挙は、自民党、立憲民主党、公明党、国民民主党が推薦した元国土交通省道路局長の池田豊人氏が初めての当選を果たしました。

香川県知事選挙の開票結果です。

▽池田豊人、無所属・新。当選。16万6390票
▽中谷浩一、無所属・新。5万9724票

香川県知事選挙は、自民党、立憲民主党、公明党、国民民主党からの推薦を受けた池田氏が、共産党の推薦を受けた中谷浩一氏を抑えて初めての当選を果たしました。

池田氏は、高松市出身の61歳。
旧建設省に入省し、国土交通省の近畿地方整備局長や道路局長などを務めました。

選挙戦では、県民の安全安心の確保と経済発展の両立を掲げ、▽子育て支援や雇用の創出による人口減少対策のほか、▽県の農産品の販路拡大、▽年間1200万人の観光客を目指して関連する政策を進めることなどを訴えました。

そして、推薦を受けた各党に加え、いわゆる無党派層からも幅広い支持を集めました。

池田氏は、「新型コロナ対策と物価対策は緊急に対応する必要があり、しっかりとこれらの問題に対応していきたい。そして、経済が発展する香川、子育てがしやすい香川、新しい香川を県民の皆さんと一緒につくっていきたい」と述べました。