川県知事選 現職の
浜田恵造氏 3回目の当選

現職と新人の2人の争いとなった香川県知事選挙は、26日、投票が行われ、現職の浜田恵造氏が、3回目の当選を果たしました。

香川県知事選挙の開票結果です。
▼浜田恵造(無所属・現)当選、20万1599票
▼姫田英二(無所属・新)3万4814票

自民党や国民民主党などの推薦を受けた現職の浜田氏が3回目の当選を果たしました。

浜田氏は香川県出身の66歳。昭和50年に旧大蔵省に入り、東京税関長などを務めたあと、前々回・平成22年の知事選挙で初当選しました。

選挙戦で、浜田氏は現代芸術の国際的なイベントを通じた観光振興など2期8年の実績を強調するとともに、防災対策や人口減少対策などに取り組むと訴えました。その結果、推薦を受けた各党の支持層やいわゆる無党派層などから幅広く支持を集め、3回目の当選を果たしました。

浜田氏は、「瀬戸内、田園都市の新たな創造を目指して、『信頼・安心の香川』、『成長する香川』、そして『笑顔で暮らせる香川』このビジョンにそって進めていきたい」と述べました。

一方、投票率は、初めて30%を下回る、29.34%で、過去最低を更新し、今年行われた全国8つの知事選挙の中でも最低となりました。